歯の豆知識

全部が銀色の被せ物であるFMCの特徴

2016年10月19日 (水)

FMCとはフルメタルクラウンのことで、俗に銀歯と呼ばれるものです。金銀パラジウム合金の冠です。
FMC(フルメタルクラウン)の歯科治療は保険でカバーされています。 FMCが前歯や犬歯には使われることはありません。理由は審美性の問題で、前歯には白い歯を入れるのが常識となっています。 FMCに適している部位というのが、咬合の際に力が加わる大臼歯であり、奥歯であれば笑ったときや会話してしたときに銀歯が目立つということはありません。
ただ、FMCに使われる金銀パラジウム合金にアレルギーがある患者さまにはお薦めできない歯科治療です。金属アレルギーのある方は歯医者に相談することをお薦めします。 FMCの歯科治療が保険で適用されるということで、この治療は一般的なものです。
歯医者でもよく行わている治療で、歯型を取った後、FMCを作製するため歯科技工所に歯の模型が送られます。普通、1週間以内にFMCが完成し、歯科医院に配達されます。
FMCは歯科セメントで支台に装着されます。きちんと歯磨きやフロスをして口腔内の清潔を保っていれば、長持ちします。
審美性の関係でFMCをセラミックなどに替えたいと思っている方は歯医者に相談するといいでしょう。ただ、セラミックや金冠などは自費診療で高額になります。

最近の流行としては、セラミックが人気です。金冠(金歯)は昔は人気があり、年配の方で入れられている方が多いです。金は金属アレルギーが少なく、歯科治療には優れた材料と言えます。金銀パラジウム合金は、アレルギー反応が出る人はあまりいませんが、稀に金属に反応してしまう患者さまもいるようです。歯医者でもアレルギーのことは熟知しているので、安心してお話しください。


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