歯の豆知識

レジンクラウンとハイブリッドクラウンの違い

2016年10月21日 (金)

レジンとは硬質プラスティックの一種で、歯科治療では保険がつかえる材料です。レジンのメリットは、なんと言っても保険治療ができるので費用を心配しなくていいということです。欠点というと、年月が経つと多少変色する、摩耗するといったことでしょうか。レジンクラウンは、大臼歯には使いません。大臼歯は、歯の大黒柱と言っても過言でもないほど、食べ物を咀嚼する際に強い圧力がかかります。レジンだと破損デメリットがあるのです。大臼歯の役割は食べ物をすりつぶすことです。レジンだとすり減りやすく、大臼歯には向いていません。主に前歯や小臼歯にレジンクラウンやハイブリッドクラウンを装着します。
ハイブリッドセラミックとは、レジンにセラミック微粒子を混ぜ込んだ歯科材料です。歯科補てん物として、詰め物や冠に使用されます。
金銀パラジウム合金と違い、白い色なので口を開けた時に目立たないなど審美性に優れています。小臼歯や前歯の歯科治療で使われることが多いです。

ハイブリッドと普通のレジンクラウンの違いは、強度や審美性や値段の違いです。
ハイブリッドセラミックは、レジンより強度があり、見かけも良いのが優れたところです。歯の部位によってハイブリッドセラミッククラウンは保険で治療できるので歯医者に事前に相談することをお薦めします。
保険外、保険内で使用できる材料の種類は歯医者は良く知っているので、治療の前にぜひ歯医者に相談してくだい。自費診療と言われているものでも、一部保険対象で歯科治療を受けれる場合があります。信用のおける歯医者なら丁寧に説明してくれるはずです


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