2016年11月5日 (土)
歯周病というのはそれほど怖くはないというイメージかもしれませんが、実はそれが他の病気の原因になったり、そうした病気にかかりやすくなってしまうというリスクがあります。
というのは歯周病というのは感染症だからであり、それが体のあちこちに回っていくということがあるからです。ですから歯医者,歯科では歯周病に注意するように何度も呼びかけているのです。ではそのような歯周病はどのような病気へのリスクがあるのでしょうか。
肺炎はその1つであると言われています。歯周病菌の中にある細菌は肺炎にかかる菌と同じものが含まれているために、歯周病菌が含まれた唾液を間違って吸引してしまい、それが肺に入ってしまうと肺炎にかかる可能性があるのです。特に高齢者や体の免疫が弱っている病気を持つ人は注意が必要かもしれません。
また歯医者,歯科が危険と感じているのが心臓病であり、歯周病菌の混じっている血液が、歯肉の血管から体内に入ってしまうと心臓の血管壁に炎症を起こしてしまい、それが心臓病を患うことになってしまいます。心臓病というのは心筋梗塞や狭心症といったものであり、命に直結する大きな病気ですので、歯周病というのがそうした病気とかかわるようになってしまう可能性があるのを見過ごすわけにはいきません。
このようなことに自分がなる可能性があるということを考えると、歯医者,歯科に行き、定期的に検査を受けたり、治療をするということがいかに大切かということを認識できるのです。
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