2022年9月26日 (月)
昨今、セラミック材料を使った歯科治療の人気が高まっています。いわゆる“銀歯”のデメリットやリスクが広く知られるようになり、見た目が美しく、体にも優しいセラミックに注目が集まるようになったのでしょう。今回はそんなセラミック治療について詳しく解説します。
セラミックは、皆さんの身の回りでもお皿や包丁、洗面台などに使われている比較的身近な材料といえます。いずれも白くて美しい光沢を放っており、汚れが付きにくいなどのメリットがありますよね。歯科治療で使用するセラミックもほぼ同じような性質を備えているため、失った歯質を補う材料としては極めて優れているといえます。具体的には次に挙げるようなメリットがあります。
このように、セラミックを用いた歯科治療では、実にたくさんのメリットが得られるのです。
セラミックを歯科治療の装置の種類としては、インレー(詰め物)やクラウン(被せ物)などが挙げられます。
オールセラミックインレーとはセラミック製の詰め物で、軽度から中等度の虫歯治療で適応されます。失われた歯質は部分的であり、セラミック製の装置も小さめです。欠損の形や範囲によって、単純型と複雑型の2つに分けられます。ちなみに当院では、オールセラミックインレー(単純型)を27,280円、オールセラミックインレー(複雑型)43,780円で承っております。詰め物の範囲がもう少し広くなったアンレーに関しては、オールセラミックの場合で49,280円となっております。
オールセラミッククラウンとは、セラミックのみで構成された被せ物です。歯の頭の部分である歯冠全体を覆うものなので、使用する材料によって見た目が大きく変わりますが、審美性の高いセラミックなら最高とのいえる仕上がりが期待できます。当院ではそんなオールセラミッククラウンでもスタンダードなもの(54,780円)とシェード選択が可能なもの(65,780円)、そして最も品質が高いハイグレードなもの(87,780円)をご用意しております。素材の違いについては、当院までお問合せいただけたら幸いです。
歯科のセラミックにはもうひとつ「ジルコニア」という素材もあります。透明感や色調においてはオールセラミックに劣るものの、耐久面においては非常に優れた素材であり、金属に匹敵するほどの硬さを備えています。ですから、歯ぎしり・食いしばりなどの悪習癖があったり、強い力がかかる奥歯の治療が必要であったりする場合は、オールセラミックよりジルコニアの方が適しているといえるでしょう。値段に関しては、ジルコニアの方がオールセラミックよりやや安いのが一般的です。
今回は、セラミックを使った歯科治療について解説しました。一言でセラミックといってもいくつか種類があり、それぞれで性質が異なりますので、ケースに応じた最適なものを選ぶことが大切です。そんなセラミック治療についてさらに詳しく知りたい方は、いつでも気軽にライフ錦糸町歯科クリニックまでご連絡ください。
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