2018年10月22日 (月)
こんにちは。
皆様お変わりありませんか?
今回は『だ液』についてお話します。
普段ほとんど意識していない、”つば”や”よだれ”、いわゆる『だ液』には薬や消毒液に匹敵するような凄い効果があることを知っていますか?
『だ液』の正体は99.5%が水分です。
残りの0.25%に無機成分(ナトリウム・カリウム・炭酸水素・無機リン・カルシウムなど)、もう0.25%に有機成分(アミラーゼ・ムチン・ラクトフェリン・ガスチン・スタテリンなど)が含まれます。
つまり『だ液』のほとんどは水から出来ていますが口を潤すだけじゃない『だ液』のすごい効果として
①虫歯や歯周病を防ぐ
②美味しさを感じさせる
③食べ物を飲み込みやすくする
④食べ物の消化を助ける
⑤細菌や有害物質を抑える
⑥皮膚や粘膜を活性化させる
などたくさんの効果があります。
1日に出る『だ液』の量は500~1500㎖です。
噛めば噛むほど、食べ物の水分が少ないほど『だ液』はたくさん出ます。
『だ液』はどこから出るかというと、口の中にある3つの唾液腺(耳の下・顎の上・舌の下)とほっぺたの内側にある小さな唾液腺から分泌されます。
『だ液』が一番多く出るのは食事のときです。ところが現代人は食生活の変化によって噛む回数と食事の時間が不適切に減り、『だ液』の量が少なくなっています。
その結果、虫歯や病気、食中毒になりやすくなったり、消化吸収に悪影響が出たりします。
『だ液』の効果を高める一番簡単な方法は、噛む回数を増やすことです。噛み応えのあるもので、1口30回を目安に、ぜひ実践してみてください。
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